freee会計の導入メリットは?法人の悩みをfreeeが解決
クラウド会計ソフトの導入を検討していて「freee会計」の文字を見かけた方。
「簡単に決算書が作れる」
「経理業務を大幅に効率化」
等といった文章に惹かれた方も多いのではないでしょうか?
そのように紹介されているfreee会計を導入するのであれば、上手に活用し、少しでも工数を削減したい!と思いますよね?
今回は、freee会計ができること、freee会計を導入するメリットを、法人の規模や、法人の経理担当者がよく抱えている悩みに合わせてご紹介します。
freeeってどんなソフト?
本編に入る前に、freeeとはどのようなプロダクトなのかご紹介します。
シェアNo.1のクラウド会計ソフト
freee会計は、シェアNo.1のクラウド会計ソフトです。
めんどうな経理作業を楽にするクラウド会計ソフトとして親しまれ、有料課金ユーザー企業数は31万を突破する(2021年9月末時点)など、今もっとも勢いのあるクラウド会計ソフトです。
ERPシステムとして開発されている
freee会計はクラウドERPシステムとして開発されています。
経理の業務フローの一元化や稟議のペーパーレス化、Salesforceやkintoneとの自動連携などが可能です。
おまけ:ERPとは?
Enterprise Resources Planning の略。「基幹系情報システム」を指す。
・情報の一元管理ができる→企業の状況を正確かつタイムリーに把握できる
・ITを活用した業務の効率化を実現できる
などのメリットがある。
freee会計の料金は?
法人向けのfreee会計の料金プランは、1,980円/月~となっております。
使用できる機能がプランによって異なりますので、ぜひ以下のブログを参考にご検討ください。
▼freee導入支援ガイド:freee会計を導入する法人にお勧めの料金プランはこれだ!
freee会計は法人のこんな悩みを解決できる!
スタートアップ法人によくあるお悩み
経理周りがまだ整っていない
スタートアップだからこそ、freeeを初期段階から導入することはとてもオススメです。
freeeの提供しているサービスは経理業務の効率化を目的として開発されています。
そのためそのサービスに沿って経理業務をfreeeに寄せていくことで、自然と経理業務が整います。
▼freee公式:freee のプロダクト・サービス機能一覧 >「法人」でfreeeをお使いの方
従業員が少なく、経理に時間をかけられない
freeeは、請求書発行や支払依頼を行うと、そのデータをもとに自動的に仕訳が作成されます。
取引が発生するたびに元となるデータからタイムリーな経理処理が行われるため、経理処理の時間が他ソフトと比べても大幅に短縮できます。
▼freee導入支援ガイド:freeeで作る請求書と仕訳の関係を徹底解説!!
中小企業によくあるお悩み
支払請求書の数が多く毎月月末には請求書の山と戦っている
freeeでは、支払管理レポートから総合振込に使用できる全銀ファイルを作成することができます。
これまでのように、ネットバンキングやはたまた銀行で総合振込の一覧を毎月作成することが不要になります。
支払請求書を受け取ったら、freeeのファイルボックスに請求書をアップロードするなどし、未決済取引(経費/買掛金 の仕訳)を作成しましょう。
取引先情報に振込先口座情報を入れておけば、freeeに取引(仕訳)を作成するだけで、全銀ファイルがすぐに作成できます。
▼freeeヘルプセンター:一括振込ファイルを作成してインターネットバンキングに取り込む
債権債務の管理に時間がかかっている/Excelや会計ソフトの補助元帳で行っている
freeeでは債権債務の管理までおこなうことができます。
- 売上・仕入を未決済取引として計上する(売掛金/売上)
- 入出金があった際に、「自動で経理」の画面より未決済の消込として登録する(預金/売掛金)
という手順を踏むことで、債権債務の一覧である「入金管理レポート」「支払管理レポート」を作成することができます。
また、取引先別の管理や、入金/支払期日超過の確認までレポートにて行えます。
freee会計にて仕訳(取引)の入力をするだけで債権債務の管理まで行えるため、経理業務の大幅短縮が実現可能です。
▼freee導入支援ガイド:freee会計で売上・仕入を最も効率的に帳簿付けするならこれ!
▼freeeヘルプセンター:未決済の取引を登録する・消し込む(売掛金・買掛金など)
▼freeeヘルプセンター:入金管理レポートの見方と活用アイディア(売掛レポート)
▼freeeヘルプセンター:支払管理レポートの見方と活用アイディア(買掛レポート)
経理担当者が複数いる/拠点が複数あってスムーズな入力ができない
freeeはクラウド会計ソフトであるため、複数の場所やデバイスからでも同時に触ることができます。
従来のソフトのように、誰かが使用しているため終わるまで使用できない…といった悩みを解消できます。
また、従業員ごとに権限を管理することができます。
権限はカスタマイズもでき、細かい項目ごとに閲覧・登録の可否や、閲覧できる口座や部門まで選択することが可能です。
▼freeeヘルプセンター:メンバーが利用できる機能を指定する(権限管理)
▼freeeヘルプセンター:メンバーが利用できる口座・部門を指定する(グループ管理)
帳簿を管理しているメンバー間でのやりとりも、freee上で行うことができます。
ひとつひとつの取引ごとに特定の人宛にメッセージを送る事ができるため、チェック担当者から入力担当者へ記帳内容の確認や修正依頼をスムーズに行うことができます。
▼freeeヘルプセンター:メンバー間で連絡をとりあう(コメント機能)
上場企業・上場準備企業によくある悩み
原始資料との突合を効率化したい
freeeでは取引(仕訳)一つ一つにPDFや画像ファイル、Excel等のファイルを添付することができます。
試算表や仕訳帳から、取引まで遡ってすぐにPDF等の添付データを見ることができるため、気になる仕訳がある際にすぐに原始資料の確認ができるのです。
また、支払依頼機能(後述)にてPDFを添付していた場合、そのPDFも自動的に取引(仕訳)に紐づきます。
▼freeeヘルプセンター:レシート類の取り込み機能(ファイルボックス)について
業務ツール・管理ソフトが複数ある
freeeは様々なソフトとの連携に対応しています。
既に業務ツールなどを利用している場合、「freeeアプリストア」よりfreeeと連携できるか確かめてみましょう。
また、freeeはAPIも公開しています。
利用中の販売管理システムとの連携を開発することで自動的に取引データを作成することもできるようになります。
▼freee導入支援ガイド:初めてのfreeeの会計API !公式サイトを見て挫折しかけている人へ
API連携ができなくても、取引情報の入ったCSVやExcelが出力できれば、freeeに取り込むだけで取引(仕訳)データを作成できます。
会計ソフトに仕訳を1件1件打ち込む作業が一切不要になるため、経理業務の短縮ができます。
▼freeeヘルプセンター:Excel・販売管理ソフトからデータを取り込む(エクセルインポート)
社内承認・ワークフローのペーパーレス化を図りたい
リモートワークの導入を進めるにあたって、紙で処理している社内承認・ワークフローのペーパーレス化を図りたい場合、freeeがオススメです。
- 見積書・請求書
- 経費精算
- 支払依頼
- その他申請(購買申請・出張申請…等、自由にフォームをカスタマイズ可能)
これらの社内申請・承認をfreee上で行うことができます。
更に、申請が承認されるタイミング等で、自動的に取引(仕訳)を作成することができます。
これにより会計ソフトへの転記作業が不要となり経理業務の短縮ができます。
▼freee公式:クラウドワークフローで申請・承認・管理を楽に
freeeを導入して経理周りの効率化を図ろう!
freeeを導入することで、事業規模を問わず経理業務の悩みを解決し、効率化を実現できます。
勿論ながら、導入初期には業務の乗せ換えやクラウド化へのストレスは発生します。
しかし、導入完了後には大きな工数短縮が見込めるなど、沢山のメリットがあります。
株式会社エスアンドシーでは、freee会計の導入サポートを行っております。
また、導入の際に経理周りの業務改善のお手伝いもご依頼いただけます。
上記に掲げたお悩みをお持ちの場合、会社や業務・ソフトに合わせたご提案をさせて頂きます。
ぜひお問い合わせフォームよりお問い合わせください。